ご存じイソップ寓話の一つの話ですが、最近成功とは!について取引先様と議論する機会がありました。成功とは何かと聞かれたので、地球には色々な資源があるが人間の能力が一番の資源である。今の文明や文化は人間の能力のたまものである、ゆえに仮に10の能力を潜在的にも持っている人は、その能力の10以上を発揮することがその人にとっての成功であり、社会貢献であると説明したところ、その相手は某有名大学出身のエリートであるが、「橋本さん、例えば、10の能力があることを自覚はしているが、3くらいで十分に人生を楽しんでいる私なんかはどうしたらよいか」と高卒の私に上から目線的に尋ねてきたので、私は思わず、カバンの中にあった斧(近々別荘に行くので隣地からはみ出している樹木を叩き切ろうと、丁度東急ハンズで購入してきたばかり)を握りしめ、彼で切れ味を試したくなった。しかし良識の塊である私はそんなことは欠片も微塵もあり得ないことなので、帰るまでその斧を戒めていた。お前は鉄の一番安い斧だが我慢しろ、いつか金になれると。

因みにタイトルのイソップ寓話と本件は全く関係ないです。書いてみただけです。